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インターフェースの設定・状態表示 ヘルプ


1. 概要

インターフェースの設定・ 状態表示のページでは、以下の6種類のインターフェースを扱うことができます。

  • Ethernetインターフェース
  • PPP(ISDN)インターフェース
  • PPP(専用線)インターフェース
  • PPPoEインターフェース
  • IPsecインターフェース
  • IP over IPインターフェース

Ethernetインターフェースは、LANポートに対応するインターフェースであり、 設定の有無に関係なく常に有効になっています。 それ以外のインターフェースは、設定を追加してから有効になるもので、 工場出荷状態では利用できません。

また、インターフェースを識別するために名前を設定することができます。 名前は任意の文字列であり、Ethernetインターフェースを除く、 すべてのインターフェースに設定できます。

PPTP、 フレームリレーに対応するインターフェースはサポートしていません。 これらの機能はCUI(コンソールの設定)で設定してください。また、 NULLインターフェース、LOOPBACKインターフェース、Anonymousインターフェースについてもサポートしておりませんので、 CUIから設定する必要があります。 これらのインターフェースは状態表示の対象外となります。

なお、CUIとの対応を取るために設定名を表示しているところがあります。 設定名はCUIにおけるインターフェースの表現です。詳細は 設定名についてを参照してください。

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2. 操作の流れ

2.1. インターフェースの追加

左のメニューから"インターフェース"を選択すると、 インターフェースの"メインページ"が表示されます。 このページの下部で追加するインターフェースの種類を選んで"追加"ボタンを押すと、 新しいウィンドウが開きます。

次に設定名を選択します。 通常はそのまま何も変更せず"設定"ボタンを押してください。 設定名の意味については、 設定名についてを参照してください。

"設定"ボタンを押すと、新しい画面に切り替わりますので、各種の項目を入力して、 再び"設定"ボタンを押します。

画面が切り替わり、設定する内容が表示されます。設定内容に不足や間違いがあれば、 その旨を表示しますので、"戻る"ボタンを押して修正してください。 設定内容に問題がなければ"登録"ボタンを押してください。

2.2. インターフェースの削除

メインページで削除したいインターフェースの"削除"ボタンを押してください。 新しいウィンドウが開きますので、再び"削除"ボタンを押してください。

2.3. インターフェースの状態表示

メインページで状態を表示したいインターフェースの"状態"ボタンを押してください。 新しいウィンドウが開き、インターフェースの状態を表示します。

2.4. 設定の変更・追加

メインページでインターフェースの"詳細"ボタンを押すと画面が切り替わり、 インターフェースの設定を変更・追加できるようになります。 設定項目は大きく分けて、基本項目、静的経路、NAT、 ファイアウォールの4つがあります。

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3. 設定項目の補足説明

3.1. 設定名について

GUIとCUIではインターフェースの表現方法が異なります。 GUIでは「PPPoE」「IP over IP」のように用途に応じて分類するのに対して、 CUIでは「LAN」「PP」「TUNNEL」のように機能別に分類しています。

GUIではCUIでのインターフェースの表現をさして設定名と呼んでいます。 設定名はインターフェースの種類と番号を組み合わせたもので、 「LAN1」「PP2」「TUNNEL3」のような表現になります。

なお、CUIではLANインターフェースとPPインターフェースを組み合わせて PPPoEを設定します。したがって、 PPPoEインターフェースの設定名は「PP1/LAN2」のような表示になります。

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4. 制限事項

4.1. 静的経路の扱い

静的経路の追加と削除が可能ですが、 フィルター型ルーティングには対応していないので、 複数のゲートウェイを持つ経路を設定することはできません。また、 CUIによって設定されているとしても、表示されません。

すでに複数のゲートウェイを持つ経路を設定しているときに、 その経路と同じネットワークの経路を設定すると、既存の経路を上書きします。

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